海色日報でタグ「法律」が付けられているもの

荻野浩次郎氏と衆議院議員の宮崎謙介氏の送ったメールの全文。

前略

 初めまして、冨永和志と申します。
突然メールを差し上げました御無礼をどうかお許しください。

 現在、検討が進んでいる
「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律の一部を改正する法律案」
 について、懸念している事がありメールを御送りさせていただきました次第です。

 上記法案には「児童ポルノに類する漫画等」と「(児童ポルノの)所持」を加える旨が書かれておりますが、
この二つはどちらも「児童虐待を行なっていない、行なう気もない」人間を"児童を虐待から救う為の法で"
犯罪者として扱ってしまう恐ろしい内容であるばかりか、現実に虐待に苦しむ児童に何の救済を齎さない
大変危険な内容であり、一人の国民として反対を表明させていただきます。

 追伸
 少々本題から逸れてしまいますが、少々私情を書かせていただきたく思います。
 かつて私はいじめの被害を受けており、毎日が地獄のような日々を送っておりました。
そしてそんな私が、そんな児童が心の底から願っていた事は、
「誰か早く助けて」
 なのです。 加害者の制裁とか、それを題材として扱う創作物の規制とか、現実に被害にあっている人間はそんな事を望んでおりません。 被害者が望むのは、他の何よりも速やかな救いなのです。

 「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」が、どうか現実に苦しむ児童を救う為の力でありますように、私は心から望みます。

 このメールが、上記法案の見直しに繋がれば幸いです。

早々
 初めまして、冨永和志と申します。
この度、大変危険な条例案が可決の危機にある旨、
一国民として憂いを覚え、メールを差し上げました。

 件の青少年健全育成条例改正案は前案の時点で大変危険な代物であり、
国民の思想の自由、表現の自由といった基本的人権に踏み躙るものであったにも
かかわらず、より適用範囲を広くし、かつ相変わらず曖昧な基準で、広く創作を
取締る事が許される修正案が再び提出され、あまつさえ可決されようとしています。

 そもそも、強姦や児童姦淫をテーマとした創作により性犯罪が増加し、子ども
の人権が
脅かされるという主張自体、「無根拠で乱暴な主張である」と、幾度となく指摘
されているにも
関わらず、行政が身勝手に口を出してはならない筈の「倫理」を盾に、反論を許さず
強引に指摘を殺そうとしている様は、正に「創作者の人権侵害」の構図です。

 表現はすべからく自由であるとは、私も思ってはおりません。
しかし、憲法第18条、憲法第31条に定める通り、刑事罰は合理的且つ
必要最小限の範囲に留める責務が、全ての国民にはあります。
 一部の人間の一部の勝手な倫理観により、全ての創作者の自由が侵害される
青少年健全育成条例改正案修正稿に、私は反対します。
(以下住所・氏名)